【仕事用PC】医者はMacかWindowsか

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新しいPCを購入するとき、MacかWindowsか迷いませんか?今Windowsを使っている人でも、カフェでMacをポチポチしている人とか見ると憧れますよね。

そして、この記事にたどり着いた方は「Macに魅力を感じている人」が多いと思います。

結論からお伝えすると、残念ながら2024年現在、医者におすすめなのは絶対Windowsです!
というか、医師に限らず「Macがいいか、Windowsがいいか、、、」と悩んでいる人は基本的にWindowsを使った方がいい人です。理由は最後にまとめて説明しますね。

それでは見ていきましょう

医者にWindowsがおすすめな理由

①Windowsを使っている人が圧倒的に多い

これを聞くと「自分は自分だし、周りに流されたくない!」という人もいるでしょう。でもそういう事ではありません。

まずそもそも医者が仕事でパソコンを使う理由ってなんでしょう?
論文作成、学会準備が大多数かと思います。
その他に、プレゼン資料を作成したり、色んな資料を作ったり、当直表を作ったり、、、

これら仕事のほとんどが、「他人と共有する必要のある」ものです。

例えば、論文作成
基本的に論文は執筆者の他に、指導をしてくれる先生とWordのデータでやりとりをして作成していく事になります。
私は医師10年目ですが、当然先輩医師に指導してもらっていますし、
偉くなっても、教授のチェック・コメントが入ります。
たとえ教授になっても他施設の研究では、他施設の先生のチェックが入るでしょう。
そのとき、Mac版のWordとWindows版のWordで微妙にズレが生じることがあります。

以前の施設のレジデントがMac使いだったのですが、Windowsの指導医の修正がMac版のWordで上手く反映せず、困っている場面を何度も目撃しました。

そのように、MacとWindowsではデータの共有が上手く行かず、自分だけでなく他人までストレスを抱える事になりかねないので、医師でよりユーザーの多いWindowsがおすすめなのです。

②Macで使えないソフトウェアがある

Macのシェアが多くなり、通常使うソフトウェアではMacで使用出来ないものはだいぶ少なくなりました。

それでも、医師が使用する可能性のあるソフトウェアでは、一般的よく使用される物以外も含まれるため、使用出来るものに制限が出てしまうことがあります。

例えば、統計ソフト、放射線画像を読み込むソフト、病理写真を読み込むソフト、、

私の医局では統計ソフトを医局員に無償で使用できるようにしていますが、提供しているのはWindows版のみです。そのため、Macを使用している人は実費で購入しなくてはなりません。

現在、思い当たるものがないとしても、今後使えないソフトウェアに出くわす可能性が圧倒的に高いのはMacです。

③学会ではMacはPCを持参しないといけない

学会発表をした事がある方はご存じと思いますが、Windows PCで作成された発表は基本的持参したUSBなどで会場のPCにデータを移し、会場のPCで発表を行います。

ただし、学会発表の演者への案内には必ずと言っていいほど以下のような記載があります。

Macintosh で作成された発表データの場合は、必ずご自身の PC本体をお持込みください。

この様に、多くの学会でmacで作成された発表は自分のパソコンを繋いで発表しなくてはいけません。

そのため、当然会場にPCを持ち込む必要があり(Windowsでも修正のために持ち込む事がほとんどですが)、自分のPCでの発表だと会場のPCよりトラブルが多くなる心配があります。例えば、たくさんの人が見ている会場で間違えて自分のプライベートな写真が出てきてしまう……みたいなことがあったら目も当てられません((((;゚Д゚)))))))

なので、会場のPCで発表できるWindowsは Macと比べて分かりやすいメリットの一つです!

まとめ 「医師に限らず迷うならWindows」

まず自分の現在何のPCを使ってるかですが、
私は今、
WindowsノートPC、 i Mac、 MacBook air
の3台を使用しています。

Mac使ってるんかい!とツッコミが聞こえてきそうですが、Macは主に写真編集で使い、仕事では動画編集など重い作業をたまに行う程度です。

写真界隈やデザイン界隈では圧倒的にMacの使用率が高く、特に仕事で使用するとなると色情報の共有等の点でMac同士の方が有利だったりします。

これが、冒頭で述べた「MacかWindowsか迷ってる人は基本的にWindows」の理由です。

つまり、絶対にMacを使った方がいい人は、そもそも周りの環境がMacなので、Windowsと迷ったりせず、迷わずMacを選択するはずです。その様な特殊な環境以外の人はこれまで書いた理由で基本的にはWindowsの方が有利と言えると思います。

Macを仕事で使うという選択

ここまで書いておいてなんですが、結論好きな方を使えばいいと思います。

Windows PCの人との共有が上手くいなかくても、手間と時間で何とかなります。

使いたいソフトがなくてもお金が解決してくれる事がほとんどです。

学会発表が自分のパソコンでしか行えないのも、逆に会場から「あの人Macなんだー仕事出来そうな感じするもんねー」という眼差しを受ける事が出来るかもしれません。

多少困難があっても今の時代気合いでなんとかなります。

それより、 PCに対する愛着は仕事のモチベーションを大きく左右します。
なので、自分が本当に使いたいPCを使う事が何より一番だと思っています。

遠回りになるかもしれませんが、Macを使ってみてやっぱり不便だったらWindowsに乗り換えればいいし(幸いMacは下取り高くつくし)、それでWindowsのありがたみが分かったらそれはそれで一つの収穫かと!

私もMacは長い間使っているので、Macの魅力はよく分かります。
PC選びではスペック、利便性、価格を重視しがちですが、トキメキをもっと重要視してもいいのではないかと思います。

何かの参考になれば幸いです。

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