【投資の基本】勤務医に「インデックスファンドの積立投資」がおすすめな理由|ほったらかしで資産を増やす最適解

医師のお金の話

最近ニュースで「投資」とか「NISA」とかたくさん出てきて、自分も投資を始めた方がいい気はするんだけど、何から始めたらいいか分からない・・・という人も多いのではないでしょうか。

若手医師が投資をした方がいい理由は以前以下の記事で解説しました

超初心者向け】若手医師・勤務医が投資をすべき理由6選

これを見ていただいて、なんとなく若手勤務医に投資が必要な理由がわかったけど、じゃあ具体的に何から始めればいいの?と思う方も多いのではいでしょうか。

「医師 投資 おすすめ」
とかで検索すると怪しい不動産投資とか保険商品とかいっぱい出てきます。
そういうものをおすすめする方が正直儲かるからです。

あなたが今見ているこのサイトは現役医師が本当におすすめなものを現役医師に向けて発信しているので、そういったものは紹介しません!

このサイトにたどり着いてよかったですね(逆に怪しい)

そんな、現役医師の僕が実際にやっていて、勤務医にまずおすすめするのは「インデックスファンドの積立ほったらかし投資」です。

これを聞いて、「なーんだ。定番のやつね・・・」
って思われる方は、この記事ではこれ以上学ぶことはないと思うのでそっと記事を閉じてパピコでも食べていてください。

もし、インデックス?積立投資??と思われる方がいたら、この記事では超初心者向けにインデックスファンドとは何か、なぜ勤務医に最適なのか、そして「ほったらかし投資」で資産を着実に増やす方法を、初心者にもわかりやすく解説していますので、ぜひ御覧ください!


インデックスファンドについて

投資信託って?

株式投資をするには、一社ずつの企業の株を買う「個別株投資」と投資信託のように色んな企業の株が詰め合わせになっている投資信託とかETFというものがあります。

料理で言うと、スーパーで一つずつ野菜とか肉とか材料を買って自分で料理を作るのが「個別株投資」、
すでに具材を揃えてお弁当でパック商品になっているのが「投資信託」です。

下に出てくる「投資初心者の勤務医におすすめな理由」でもいうんですが、自分で食材を集めて料理を作るのって初心者じゃ難しいじゃないですか。それが自動的に食材を集めてもらえるので素人がやるより多くの場合成績がいいです。

そして、料理を作るのに具材を一つずつ集めると結構お金かかりますよね?スーパーで海苔1枚だけとか買えじゃないですか。だから、少ない予算で個別株投資をすると色んな企業に分散できずに偏りが出ちゃうんです。
300円の予算で海苔弁を作ろうとすると、お弁当の中身が海苔だけとかになっちゃうんです。そんなお弁当を子供に持って行かせたら泣いちゃいますよね。
そんなわけで低予算で分散できるのも魅力です。

インデックスファンドとは?

投資信託には大まかに二通りあります。

アクティブファンド:プロが買う株の種類を選別して高い成績を目指す。
インデックスファンド:指数に連動した成果を目指しほぼ自動で入れ替え。

つまりインデックスファンドとは、特定の株価指数(インデックス)に連動する成果を目指す投資信託のこと。
たとえば「日経平均」「S&P500」「ダウ平均」などの指数に沿って運用されます。

項目内容
指数とは市場全体や特定グループの値動きを示す指標。日経平均なら日本の代表的225社の平均株価です。
目的指数が5%上がれば自分の資産も5%上がる、という“平均点”を目指す。
メリット特定の企業選びに失敗しても全体でカバーできる。初心者でも市場平均に連動した運用が可能。

普通、プロが株を選別するアクティブファンドのほうが成績が良くなりそうな気がするじゃないですか。それが逆なんです。
実は、指数に連動するだけを目指したインデックスファンドに、世の中の大半のアクティブファンドは負けているんです。

その理由の多くは手数料です。
アクティブファンドで売買するプロに支払う御駄賃ですね。未来は誰も予測できないので、どの株が上がるかなんて不確かです。でも、手数料は不確かではなく確実にかかります。だからアクティブファンドのほうが成績が悪い場合が多いんです。

インデックスファンドが投資初心者の勤務医におすすめな理由

これまでにほとんど出てきてしまいましたが、投資初心者の勤務医にインデックスファンドがおすすめな理由はまとめると以下の通りです。

プロ並みの成果が狙える:忙しい勤務医が投資のことを気にかけている時間はありません。そんな中インデックスファンドは、むしろ多くのアクティブ運用(プロ)を上回っています。
低コスト:信託報酬が0.01%台のものもあり、100万円預けても年間100円〜200円程度。長期投資になるとこの信託報酬が大きく違いを生みます。
少額&分散投資が可能:1万円からでも世界数千社に分散。初心者が“1本で世界中の株式”に投資できるのが魅力です。


ドルコスト平均法とは何か

インデックスファンドがおすすめなのはわかったけど、じゃあどのように購入すればいいの?ってなりますよね。我々勤務医は忙しいため投資のことを考えななくても自動的に投資できて、株価の上げ下げにメンタルを持っていかれない穏やかな投資法である「ドルコスト平均法」がおすすめです。

概要

ドルコスト平均法とは、毎月一定額をコツコツ積み立てることで、購入タイミングを分散しリスクを抑える投資手法です。

項目内容
手法全額を一度に投資せず、毎月一定額を自動で購入する
目的相場を読むのではなく、“最悪の事態(暴落直後に全額投入)”を避ける
効果高値でも安値でも買うため、結果的に平均購入価格を下げられる

精神的メリット

「毎月自動で買うだけ」なので、チャートを見るストレスがなくなります。暴落時にも感情的に売らずに済み、投資の継続率が圧倒的に上がります。そして、ただでさえストレスの多い仕事なので常に穏やかな気持ちでいられるのがいいです。


インデックスファンドの「ほったらかし投資」とは

これまで紹介したインデックスファンドとドルコスト平均法と、以前の記事で紹介したNISAをフル活用して「ほったらかし投資」をするのがおすすめです。NISAについては以下の記事で紹介しています。

【初心者向け】新NISAとは?勤務医が活用すべき理由3選

定義

「ほったらかし投資」とは、最小の手間でプロに劣らないリターンを目指す、個人向けの最適な資産運用法です。

項目内容
投資対象eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)など「これ一本」で完結する商品が推奨
買い方タイミングを一切気にせず、定期的に一定額を買い続ける
運用方針売買せず「持ち続ける」こと。トレードは不要
積立方法ドルコスト平均法で時間分散を図る
税制優遇NISAやiDeCoなどの非課税制度を最大限活用する

つまり簡単に言うと、口座を開き、NISAで積立設定をして、あとは放置。
これが「最も再現性が高い投資スタイル」と呼ばれる理由です。


勤務医に「ほったらかし投資」がおすすめな理由

【超初心者向け】若手医師・勤務医が投資をすべき理由6選

の記事でも紹介しているんですが、勤務医は十分な退職金が期待できないので、自分で老後資産を用意しないといけません。
そんな勤務医が老後資産を用意するのに最適な方法はこの「ほったらかし投資」かなと思います。

1. プロ並みの成果を簡単に再現できる

どのファンドを選ぶか悩む時間も不要。全世界株1本で、世界経済全体の成長を享受できます。
「これ一本でいい」という安心感は、忙しい医師にとって大きなメリット。

2. 専門知識・時間がいらない

市場分析やチャートの勉強は不要。
平均的な市場リターン(=世界経済の成長率)を自動的に享受できるため、仕事に集中しながら資産を増やせます。

3. 長期的に“勝てる確率”が高い

過去のデータでは、15年以上インデックス投資を続けた場合、元本割れしない確率が極めて高いことが分かっています。
資本主義が続く限り、世界全体の経済は右肩上がり。長期投資との相性は抜群です。

4. 感情的な失敗を防げる

給料が安定している勤務医だからこそ、暴落が起きても、自動積立で淡々と買い続けられます。
人間の「怖いから売る」「もっと上がると思って買う」といった感情を排除できるのが、最大の強み。

5. 税制優遇の恩恵を最大化できる

NISA:運用益が非課税
iDeCo:掛金が所得控除
頻繁な売買をしないため、税金が繰り延べられ、複利効果を最大限発揮できます。

まずは証券口座を作るところから

この記事を読んでもらって、さあ投資を始めよう!!
と思った方、まず証券口座を持っていなければ何もできません。

すでに証券口座をお持ちの方は、よっぽど変な証券会社でなければそれを使っていただいていいと思います。

もしまだ証券口座をお持ちでなければ個人的に楽天証券がおすすめです。
優良なインデックスファンドが一通り揃っており、売買手数料も基本的にかからず、楽天ポイントと連携できるのが魅力です。

以下のバーナーからアクセスして、口座開設と同時にNISA口座も作ることができます↓

まとめ

今回の記事では勤務医に「インデックスファンドの積立投資」がおすすめな理由を紹介しました。

長ったらしく書きましたが要は

  • 証券口座を作ろう
  • NISAでインデックスファンドの積立投資をしよう
  • 積立投資を始めたら触らず、ほったらかしにしよう

という話です。

ちなみに、おすすめなインデックスファンドはeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)ですが、その理由はまた別の記事で紹介します!

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