どんな家庭でも置いてあるハンドソープですが、みなさんはどのような基準で買っていますか??
昨今の感染症の影響で手洗いの重要性が一般の方々にも広く浸透しています。そんな中、どのようなハンドソープ(手洗い石鹸)がいいか悩まれる機会も多いと思いますが、その道のプロである「病院」ではどんなハンドソープを使っているか、気になったことはありませんか??
実際に病院はいろんな感染症の患者さんがおり、感染症を別の患者さんに移さないように手洗いが非常に重要視されます。その分、仕事の中で手洗いをする回数は非常に多く、また病院は色々な職種の方がたくさん働いているので手荒れしやすい人への配慮も必要です。本当に医療従事者は何回も手を洗うので、手洗いが原因で仕事を辞めてしまう事になってしまう方もいるくらいです。。
そのため、病院で使われるハンドソープは「高い洗浄力」「手肌への優しさ」「コストパフォーマンス」のいずれも満たす必要があり、実際に病院はハンドソープに関するプロ中のプロと言えると思います。
私も病院で新しいハンドソープを採用する時の過程を見ていた事がありますが、本当に色々と検討を重ねて採用していました。
今回は私が実際に働いていた病院で採用されていたハンドソープで自分が良いと思ったもの、周りの評判も良かったものを5つ厳選して紹介します!
いずれも医療機関専用の商品ですが、インターネットで購入することができます。
ハンドソープには泡タイプ、液体タイプがありますが、どちらがおすすめかは以下の記事でまとめていますので、よかったらそちらも参考にしてください
医療現場で使用されているハンドソープ5選
花王 ソフティ EX−CARE コンパクト泡HW 500ml | 花王プロフェッショナル
このハンドソープは手荒れへのケアが大変素晴らしく、このハンドソープを採用している病院で「手洗いが手荒れで辛い」という話は一切聞きませんでした。オレイン酸を配合してるとのことで、特に手に優しい事に重点を置いています。
また、非常に泡立ちが良い濃縮タイプのため、一回のプッシュだけで十分手洗いできます!そのため非常に経済的で、ハンドソープの交換の回数も少なくて済むため人件費も削減できると病院の運営陣も満足しています!!
そして、泡タイプのため石鹸を泡立てる時間が必要なく、時間の削減にもつながります。
洗浄力に関してはもちろんあの「花王」の製品ですから文句はありません。
ジェントルクレンザー ハンドソープ AL-GCHS | シュルケ
これも非常に手に優しい事に力を入れたハンドソープです。ph5.5の弱酸性でアロエエキスを配合しているとのことです。
手洗いの感触としては本当にしっとりしたローションタイプで、これで手を洗ったあとはハンドクリームなんて塗らなくても、ずっとしっとりした感覚が残っています!
最近は病院でも泡タイプが主流になりつつあり、泡立てるのに若干時間がかかるのと、本当に手がしっとりするので、石鹸を流し落とす時に洗い落ちたのか若干分かりにくい感じがありますが、この手のしっとり具合は、手荒れしやすい方は是非体感してみて欲しいです!!
あと、個人的にデザインが落ち着いていて、病院に置いていても「プロっぽい」というか、目立ちにくく好きです。
シャボネット 石鹸液F | SARAYA
これも多くの病院で採用されている有名な手洗い石鹸です。この「サラヤ」は歴史ある日本のメーカーで、数々の消毒剤や医薬品、食品などを製造販売しています。
この「シャボネット」は同社の主力商品の一つでとにかく洗浄力の高さに定評があります。また、殺菌剤を配合しており同時に消毒も出来る点で感染症対策としては優れた商品と言えます。
ホイップウォッシュモイスト 500mL | SARAYA
これも上に同じ「サラヤ」の製品です。泡で出るタイプのため短い時間で手洗いすることができます。
この製品は特に手荒れ対策に力を入れており、保湿力に優れているのが特徴です。洗い心地は非常に柔らかく、水でスッと流れ落ちすすぎ性も高く、洗い上がりはしっとりとした感触が残ります。
抗炎症成分であるアラントインという、スキンケアなどにも使用される成分を配合しており、手荒れ対策に抜かりがありません。
ソフティ 薬用泡ハンドウォッシュ クイック&クリア 500mL | 花王プロフェッショナル
こちらも泡で出るタイプです。イソプロピルメチルフェノールという殺菌成分を配合しています。
洗い心地は非常にさっぱりとした印象で、特に水で流した時の泡切れが良く、忙しい医療現場での素早い手洗いに適しています。もちろん、保湿成分も含まれており、手荒れ対策も十分です。
まとめ
以上、私が医療現場で実際に使用したことがあるハンドソープの中で、特に気に入っている製品を5種類厳選して紹介しました。
改めて各製品を見てみると、さすが医療機関向けに作られた製品であり、どれも「高い洗浄力」「手肌への優しさ」「コストパフォーマンス」に配慮していることがわかります。
ここまで解説して気がついた方もいるかと思いますが、医療現場用のハンドソープは詰め替えが出来ないものが多いです。同じ容器を繰り返し使うと菌が繁殖しやすくなることと、詰め替えの人件費などを考慮して医療現場では詰め替えを行わない事が現在主流です。その点も商品を選ぶ際の決め手の一つになるかなと思います。
まだまだ自分が使ったことがない製品もあると思いますので、今後も新しい良いアイテムに出会ったら記事を更新していきます。
何かの参考になれば幸いです。
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