少し前までは一般の方でMacを使っている人はあまり見かける事はありませんでしたが、最近のMacの普及率の高さは凄いですよね。それなので、WindowsからMacへの乗り換えを検討している方も多いのではないでしょうか。
「さてMacを買おう!」と思ってAppleのホームページを開いてみると、Mac Book Air、Pro、Studio・・・など種類が沢山あるし、
その中でもチップやメモリ、ストレージ等、自分好みに細かく選択できて訳分からなくなりますよね。
今回はそのような方に「悩んだら低いスペックのものを買うべき」ということとその理由をお伝えします。
私は、医者として活動する傍ら、学生から続けていた写真でフォトグラファーとしても活動しておりMacの使用歴は10年以上です。そのため、写真や動画などのクリエイティブ要素と、医者としてのビジネス要素の観点から解説しようと思います。
どのMacを買おうか悩んでいる方は、この内容を読めばMac購入の後押しになると思います。
是非ご覧下さい。
ちなみに、医者は仕事としてMacをおすすめしない理由は別の記事で紹介しているので、そちらもご覧下さい。
悩んだら低いスペックを買うべき理由
【理由1】Mチップが強すぎる
Appleが2020年に発表したM1チップに始まるMチップですが、これが最強すぎることが一番の理由です。
このチップというのは、プロセッサといってパソコンでいう脳みそみたいな部分です。Windows PCだとintelのものが多く使われています。
Appleも2020年以前はintelのものを使用していましたが、2020年から独自開発したMチップを採用するようになりました。
このMチップそのものが超高スペックという訳ではないのですが、Macはパソコン本体もプロセッサも自分で作ることによって脳みそと動体の連携が完璧になって、凄くクオリティーの高いのパソコンに仕上がっているイメージです。
なので、Windowsの感覚でスペックを選んでしまうと、簡単にオーバースペックになってしまいます。
それがMacで悩んだら低いスペックを買った方が良い一番の理由です。
【理由2】高スペックなPCを使っていると自分に必要なスペックが分からない
パソコンは長く使うから・・・とついつい高いお金を払って高いスペックのパソコンを買ってしまいがちです。
しかし、Macのパソコンは少しスペックを上げるだけでとんでもなく値段が跳ね上がります。
例えば14インチ MacBookPro M3Proチップの物を購入する場合
・11コアCPU+18GBメモリ
↓
・12コアCPU+36GBメモリ
に、チップとメモリのスペックを1つずつ上げると、なんと約10万円値段が跳ね上がります(2024/3現在)
これで高いスペックのものを買えばサクサク作業できるかもしれませんが、低いスペックのものを使っていないため、本来その作業は低いスペックでも大して変わらないかもしれません。
低いスペックのものを使っていないので、本当にそのスペックが必要か分からないのです。
けれども、その高いスペックのPCを購入してしまうと、何年か使用して買い換えるとき、結局は「前使っていたPCよりスペック落とすのは不安だし、、、」とか「せっかく買い換えるのに前より動作遅くなったら嫌だし、、、」とかいう理由で、また高いスペックのPCを買ってしまいがちです。
上の例で言うと、ずっと+10万 +10万 +10万 +10万・・・・・・・
と高いパソコンばかり買う羽目になってしまいます。
なので、買ったパソコンが思ったよりスペックが低く買い直す羽目になっても、低いスペックのPCから入った方が長い目でみてお得な可能性が高いです!
【理由3】Macはリセールバリューが高いので、スペックを上げて買い直した方がコスパがいい
【理由2】とも関連しますが、Macは使わなくなっても比較的高く売却できます。
なので使ってみて、「やっぱり動作が重いから高いスペックが良かった・・・」となっても売ってしまえばそんなに損失は多くありません。
「いつかは重たいクリエイティブ作業するかもしれないし・・・」と思っているのであれば、実際にクリエイティブ作業を始めて重かったと感じてから高いスペックに乗り換えるのでも全然遅くありません。
高いスペックの物を買って「オーバースペックだから安いのに乗り換えよう」なんてことは基本的に起こりません。
なので、最初は低いスペックを買って、ダメだったら売って高いスペックのPCに乗り換えるという事が、リセールバリューの高いMacならではの方法です。
【理由4】値段を安くして、買い換え頻度を増やした方がいい
長く使うものだから良い物を買いたい。
と思ってPCは高い物を買いがちですが、残念ながらPCのような機械は時間の流れには勝てません。
10年前の高いスペックのPCは、今売られている1/3以下の値段のPCに勝てません。
「高いPCだから長く使おう」ではなくて、
コスパの良いPCを買って頻繁に乗り換えた方が作業の効率は上がりますし、PCを買い換える度に気持ちも新調できて断然おすすめです!!!
【番外編】ストレージは大きめの方がいいかも
ここまでスペックは低い方がいいとお伝えしましたが、もしあなたがパソコン初心者であるならばストレージ(SSD)は大きい方がいかもしれません。
パソコンを始めたばかりの方はついつい写真や動画など重いデータをパソコンに溜めがちで、すぐにおパソコンの容量がいっぱいになり動作が重くなってしまいます。
ある程度パソコンになれたら外部SSDに逃がしたり、クラウドストレージを利用したりして容量を節約できるのですが、初心者の方では少し億劫になってしまうかもしれません。
初心者の方にとってはパソコンの動作のサクサク具合より、このPCの容量の方が生活の質に直結する可能性もあります。
なので、ストレージは1TBなど少し多めにしておいた方が安心かもしれません。
なお、インターネットを介してPCの外にデータを保存するクラウドストレージの活用方はこちらの記事で紹介しているので参考にしてください。
まとめ
以上、Mac PCにおいて悩んだら低いスペックを買うべき理由をお伝えしました。
・とりあえず低いスペックのパソコンを買う
・使ってみてスペックが足りなければ売って買い直す
・あまり長く使わず、物足りなくなったら新しいPCに買い換える
これで快適なPCライフが送れると思います。
参考になれば嬉しいです。
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